まむちみ

まむちみ

〇民俗学実践ツーリングを行うため、昨日は秋田県の湯沢市に行ってきました。

〇柳田国男の本も3冊読み終わり、「民俗学」の基礎を大雑把に理解しました。そのうえで私が思うに、「山の神様」を調べることが一番歴史を追うのに近いような気がしました。「姥神」探しです。仏教伝来以前の八百万の神々のうち、この神様がたぶんキーウーマンだ、と私は見ています。

〇山形から湯沢市まで120KM。そこから山へ30KM。遠い遠い。小安峡に入ります。

三途川橋
(閻魔様の橋です)

湯沢の閻魔様
(小安峡の地獄の入口の目印です)

三途川渓谷
(三途川渓谷)

〇青森の恐山などと並ぶ日本三大霊場小安峡。今は観光地です。ちなみに現世に帰るときは

お地蔵さんの橋
(お地蔵さんがお見送りです)

〇川原毛地獄に行きたいんですが、せっかく来たんで先に大噴湯を見ます。往復1.6Km。階段がきついんですが

大噴湯の全体図
(温泉ですね)

大噴湯のアップ
(ビューっと噴き出す温泉。熱くて触れません)

〇奥羽山脈って生きてるんだ、って実感できます。

〇さてここからが本番。地獄に行こうと思ったら

通行止めの看板 湯沢市
(ありゃー)

〇雄勝から入ったんですが、こっちはダメ見たいです。迂回路片道20KM。ガソリン切れが致命傷となりました。湯沢から入るといいみたいです。あとこの辺は道がごちゃごちゃしてますので、地図でよく確認ですね。ただ、大きなスズメバチが熱源(エンジン)に突っ込んできますので注意です。黒いTシャツも大好き。地元の方曰く「山は熊だらけ」らしいので必ず熊スズ持参ください。この頃は牛の飼料まで食べちゃうそうで「今年は特に2,3匹の子熊連れが多い。普通は1匹なんだけど。あれじゃーゴミあさりしないと飢えちゃうよ。」とのことです。

〇食べ物屋さんも少ないのでいつもの「ランチ難民」化しました。コンビニでおにぎり買って山に入って吉です。

〇結局肝心の地獄に入れず。残念。またリベンジですね。しょうがないのでSRと新緑ツーリングを楽しみました。

〇腹ヘリまくって雄勝に下りたら早速ジモティにうまい店を紹介いただきます。

小野園
(・・・大丈夫か?)

〇ジモティのおすすめに従いみそラーメンを注文。意外と、というかうまいです。しょっぱいんですが、山形のラーメンに似て黄色いぶっとい麺とニンニクがいい。昼間からジョッキを傾けているおとーさん。炸裂するにぎやかな秋田弁。ジモティの店は好きです。稲庭うどんの切れ端も500g290円と安く、お土産に買いこみます。

〇国道から一本入った旧13号線沿いにあります。今は「道の駅」なんかあるけど、昔はここがこの辺1番のドライブインだったんだろうな、と思います。店の中に置いてある「小町衣装セット」や「秋田フキ」のことわざ看板から往時の繁栄が偲ばれます。

〇ちなみに歴史を山に例え、「本当の歴史を知る」ことが山頂だとすると、遺物遺跡調査という登山口から登るのが「考古学」、昔の文章の文体を調べるのが「文学史」、骨格遺伝子から入るのが「人類学」で、風俗風習や信仰や地名から入るのが「民俗学」。うち「民俗学」に類似するもので、山頂を目指さず、風習調べや地名調べだけに特化するのを「土俗学」というらしいです。山形の民俗学の論文集は「土俗学」が専ら。「趣旨がちがう」と感じたのは、「土俗学は山頂を目指さないから。」と柳田国男は明確に導いてくれました。


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最終更新日2018-06-17
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