メタボルマン

スタンレー バナナ

〇あと1月半で常喫体質とサヨウナラするつもりの私。キワモノを走らせます。ちょっとだけ度胸がいりました。

スタンレー バナナ
(スタンレー バナナ)

〇キツさ3、香り3、酸味2,甘さ4、吸いやすさ4。案外悪くありません。チョコバナナのバナナ部分と言うか、だいぶ日にちのたった皮が黒々してきた柔いバナナを良く再現しています。甘さもそこそこですし、嫌味がありません。

〇ちょっと締まりがない味で、言うなれば私のおなかの贅肉みたいなダブつきが少し嫌いなポイント。「あっ、これ、そういえば。」とクレテックと混ぜ合わせます。「おお、この組み合わせがあったんだ!」

〇そのまんまのネーミングのブレンドが誕生しました。名付けて「シナモンバナナケーキ」。

〇スタンレーのバナナシャグ2+スリードッグスのクレテック1で混ぜ合わせれば、両者の甘さにいい感じでクローブがたまにはじける香辛料パウダー入りバナナケーキの味が再現出来ました。締まりのないバナナの後味をクレテックのスパイシーな毒味がかき消し、かつ肺まで入った時のクレテックのエグさをバナナが打ち消すという、言うなれば「毒をもって毒を制しながら互いの良さを極限まで引き出すブレンド」です。自画自賛ですが、またひとつレシピを作ってしまいました。

〇ただこのレシピ、副作用もあります。「シナモンバナナケーキ」を吸ってると毎食後お通じがきます。1日3回必ずきます。食後10分ほどで来ます。1週間で1kg体重が減りました。特に腹回りが締まります。やはり薬用タバコなのか?ちょっと謎です。ただ、あまりいい痩せ方じゃないような気がするので連続喫煙は避けています。基本的にタバコは毒ですから。

〇こうやっているうちに「なんか煙草のブレンドってカクテル作りに似てる。」と思います。自分だけのオリジナルが作れた時の喜びがひとしおです。もちろん失敗の方が圧倒的に多いのですが、ふとした弾みにまともな作品ができると沸々と喜びを感じます。

〇だまされたと思って「シナモンバナナケーキ」、試してもらえると嬉しいです。「どんな味覚してやがる!」って怒る方もいると思いますが、「まあ、・・・あり?」と感じていただける方も多いと思える自信作です。お試しあれ。

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スリードッグス クレテック

〇調味料タバコのスリードッグスもいよいよ大詰めです。

スリードッグス クレテック
(スリードッグスのクレテックです)

〇キツさ3、香り3、酸味2、甘さ4、吸いやすさ2。毒タバコって感じです。昔吸ったガンダムってクレテックだったのね、って分かりました。あの時はニュータイプな味って書きましたが、今日は少し詳しく書きます。

〇香辛料が入ったインドネシア原産のタバコで、火を付けて吸ってるとたまにクローブが「パチン」とはじけます。そうですね、お香とニッキみたいな臭みに、なんだろうか、この甘さの中に雑草のようなエグさを醸しながら鼻にまといつく・・・毒?ちょっと頭痛を感じながら吸い込みます。深呼吸して吸うと倒れる感じです。

〇調べたところによると、この「クレテック」という名前が、葉にまぶされたクローブがはじけた時の音に由来する擬声語らしいです。そんなもんなんで作ったのか?と、なんと、実はこの煙草、薬なんだそうです!

〇なんでも気管支喘息に効用があり、クローブのオイゲノールを肺に届けるため考案された煙草とのこと。インドネシアではほかのタバコより税金が安いため、90%の人がクレテックを吸っている、とのこと。タバコなのに医薬品なんです。他のタバコに比べてもかなり喫煙障害が出にくいらしく、健康に気遣うスモーカー(?)にはおすすめです。胸痛の治療にも効き目があるようです。ただ、なぜかアメリカでは販売禁止なんだとか。良く分かりません。

〇そう聞くと「なんと、吸うと健康になるんじゃないのか?」と爆煙したくなるか、というと、とても吸えない代物です。まずいです。

〇ゲロ味のペリックとどっちがいいかと聞かれると究極の選択ですが、体を気遣ってクレテック、と考えます。ただこの喫味は独特で、いろんな葉とブレンドしましたがどれともマッチングしませんでした。香辛料臭さがきつすぎます。

〇しかし、煙草って奥が深いですね。

小屋の修復 (塗装編)

○今日は天気も良く、小屋の塗装をしました。

塗料
(ペンキの登場です)

○塗装に関してはペンキを刷毛で塗るだけですので、時間と体力さえあれば誰でもできます。

○塗料は水性と油性があります。ちがいを簡単に書きます。

○水性は発色が鮮やかで色の種類も豊富です。塗りも楽です。安価でホームセンターにたくさん売られています。表面にきれいな被膜を作って木材を保護します。外壁の場合、2年くらいすると被膜が破れ木が劣化し塗り直しが必要です。グラインダーやヤスリでボロボロになった被膜を削り落としてから塗り直します。

○油性は発色が悪く、塗料も伸びず2度塗りが必要ですが、3~4年持ちます。高価でホームセンターでの扱いも小さく、色もあまり選べません。木に油分が浸透して保護しますので表面に被膜が出来ません。よって再塗装する際、そのまま重ね塗りができます。

○私の場合はキシラデコールと言うドイツ製の油性塗料を使います。山形でも6年は持ちますので、他の地方なら10年近く持つんじゃないかと思います。水性塗料の倍くらいしますが、「塗り直しのサイクルが長い」ためトータルコストは安いです。メンテも楽ですね。国宝や重文の木造建物の保護にも使われる防腐防虫塗料です。

○とはいえやっぱり高いキシラデコール。そこで今回は

ウッドガード
(アサヒペンのウッドガードをちょこっと使ってみました)

○キシラデコールと似たようなペンキです。色が若干鮮やかで塗料も伸びる感じです。これで耐久性が高ければお値段が若干安いので、今後はこちらを使おうか、と考えています。

塗装後 正面
(塗装後 正面)

塗装後 右側面
(塗装後 右側面)

塗装後 左側面
(塗装後 左側面 )

○本体色はチーク、戸柱はパリサンダ、屋根の軒下はジェットブラック、窓枠と小物置の側面はウッドガードのコロラドグリーンです。どれも木目が消せないのでクラシカルに仕上がります。木目を消して塗装したければ水性塗料です。

○なお今回はブリキの看板に「UVカットスプレー」を塗ってみました。普通なら2年持たずに真っ白になる看板ですが、効果のほどはいかに?

○以上、小屋の修復完了です。また6年後にメンテです。

JBR バニラ

○はじめてJBRという煙草を吸います。

JBR バニラ
(JBR バニラ)

○キツさ2、香り3、甘さ3,酸味2、吸いやすさ3。着香が少しきつめですが、吸いにくいというほどではありません。

○あまり特徴がない煙草ですが、嫌味もなく吸いやすいですね。バニラはハズレがなくおいしいので好きですね。

○今日妻が玄関で小さな赤ちゃんヘビを見つけたそうです。昨日小屋をデンノコやインパクトでガンガンやったので、下から逃げてきたやつだと思います。修理していると木の隙間からハチが眠そうにコンニチワしたり、切り落とした木と壁の間からボタッとなにかが落ちてきてとんでったりします。作業に夢中なので見向きもしませんが、小屋をねぐらにしてる生き物、けっこういるもんですね。

○家蛇は守り神です。特に玄関に出ると金運がよくなると聞きます。試しに宝くじは買ってみます。薄い茶色だったそうなので、かなり期待してしまいます。善行100回より効きそうな気がします。この間「風水なんて効かない」と書いたばかりなのにこりない私です。

○ここに遊びに来て下さる皆様にもいいことがありますように。

小屋の修復 (木加工編)

○小屋を建てて10年が経過しました。だいぶそじてきました。

○木の外壁はアジがあっていいんですが、サイディングやモルタルと比べて耐久性が低くメンテが頻繁です。

○今日はあいにくの雨混じりの突風でしたが、お隣さんに断って作業を開始します。

○まずは現状を写しておきます。修復後とどれくらい変わるか比べてみます。

小屋 修復前 正面
(正面です。いい感じでやられてます)

小屋 修復前 右サイド
(右側面。10年目にしては老けて見えます)

小屋 修復前 左サイド
(左サイド。サブ物置も再塗装が必要です)

小屋 修復前 後ろ
(後ろ。窓の上の木がカビはじめています)

○来週の土日までの3日間で仕上げる予定です。

○久々のド素人DIYです。なんの参考にもならないかもしれませんが、木は私のような不器用者でもなんとか扱える材料です。全くDIYをしたことがない方でも「俺もやれそうだ。」と思っていただければ幸いとブログに載せました。

○今回は木加工と再塗装です。

作業着
(野良着をきて作業をします。ペイントとかついたらアウトですんで、捨ててもいい服をきます)

○着替えたら材料を揃えます。

小屋修復 材料

○左の材木は1×4の182cmのSPFです。ホームセンターに売っています。なんにでも使えるし軽くて重宝します。右の木は胴縁用の松の細材です。軽くて加工しやすく、隙間などの補強に便利です。また、定規代わりに便利です。

○真ん中は上からコーストレッド(ねじくぎ)。5種類くらい持ってると重宝します。躯体フレーム加工には75mm以上で打ち込みますが、今回は外壁なので55mmの細ネジしか使いませんでした。他に38mm、90mm、105mmの3種を持ってれば趣味の大工仕事ならまずは事足ると思います。

○電動のこぎりとインパクトドライバーは必携品です。マジックペンに巻き尺、木工接着剤に手袋、コーキングガンにペンキ、というところで道具はOKです。ちなみに外壁に木材を使って塗装しないで放置していると・・・半年もすると木が朽ちてきます。

○まずは窓枠を作ります。ちょっとだけカッコよくなります。

作業工程1
(まずは窓にあわせて1×4材をピタリとあてます)

○当てたらマジックで何カ所か1×4に沿って外壁にマークします。

作業工程3
(印をつないで線をひくんですが)

○結構長いので普通の定規じゃ無理ですよね。そこで

小屋 作業工程2
(松の胴縁材を当てて線を引くんです)

○コンパネの端材を定規代わりにする人もいます。コンパネの方が正確に直線が引けますが、私の場合はこっちの方が軽くて扱いやすいですね。

○線の上に電動のこぎりを当て、外壁をカットしていくんですが

作業工程4
(たまにやっちゃいます。これNG)

○この破いちゃった紙は「防風防水紙」と言って躯体を風雨から守ります。破っちゃダメなんですが、どうせ上から胴縁材をかぶせちゃうんで「まっ、いいや。」と見なかったことにしました。

作業工程5
(窓枠のサイズまで切り落としました)

○ここで横から見てみると

作業工程6
(隙間がガバガバですね)

○これだと外壁を小屋の壁に打ち直した時にネジが効きません。そこで今さっきまで定規代わりに使ってた胴縁材をかませます。

作業工程7
(こいつをつかって)

作業工程8
(はさめちゃいます)

○これでネジ効きは解決です。

○もう左側の窓の縁も同じように加工したらいよいよ窓枠を作っていきます。まず、1×4材を窓の下から決めていきます。

作業工程9
(下の方から決めるのがポイント。外壁の端止め打ちも忘れずに)

○次はサイドです。

作業工程10
(下の次はサイドの窓枠です)

○何で上が最後かというと、上手な人ならどっからやってもいいんですが、私みたいな下手が上や横からやると寸法違いで隙間が出たり斜めになったりで「みっともなくなる」からです。下からやると結構やり直しがききやすいんです。

作業工程11
(最後は上を決めて完成です)

○同じように後ろの窓もやります。

作業工程12
(あら、いいですね)

○お次はコーキング剤の登場です。隙間をパテ埋めしていきます。

作業工程13
(コーキングガンに装填したシリコンシール)

作業工程14
(ドバドバいきます)

○このパテ埋め作業を怠るとハチがガンガン巣をかけます。今日も3つほどカサカサになった廃巣が出てきましたが、ちょっとの隙間でも入るので厄介です。うちのハチは襲ってきませんが、それでもスズメバチなんかが巣作りしたら大変です。木の小屋は彼らの大好物ですから、コーキングはやった方がいいと思います。

作業工程15
(白い線がコーキングの跡。節穴なんかも埋めちゃいます)

○次週は天気が良ければ塗装を行う予定です。