SRにホムセン箱をつけてみる(お買い物編)
〇SRでお出かけする際、とても困ることがあります。
〇荷物が全然つきません。まともなキャリアもありません。今回も安達までリュック背負って走ったんですが疲れます。
〇TRみたいにホムセン箱を付けたいと思うんですが
(人が乗れるくらいに頑丈と評判のボアエースのリアキャリアですが、なに乗せるの?ってくらい小さいです)
〇このバイクは恰好が全て。よってキャリアも「形を壊さないように」なんだそうです。また単気筒エンジンの振動に耐えられず破損するリスクを避けるメーカーが多く、品数が少ないとも聞きます。
〇どんなバイクもキャリア付ければカッコ悪くなりますよね。それでも旅野郎は必要だからつけます。「カッコよく」なんて考えないと思います。また「言うほどの振動か?」とも思います。パンクレスタイヤを履いたドロップハンドルの自転車の突き上げに比べれば屁みたいなものです。
〇どの道自作マウントが必要です。
〇この頃増えたホムセン箱の取り付け方法のブログ達。今度はこちらがお知恵を拝借する番ですね。期待してみてたんですが・・・SRのは・・・あんまりないですね。あってもかなりの本格的DIYによる製作で木工、パイピング、金板組み込み、さらには溶接と持ちうる力を駆使して仕上げています。「やっぱりみんな苦労してるんだ。」って思います。
〇こうなったらオリジナルの「素人でもできる!SRの簡単ホムセン箱仕様」を作るしかないんですが、今回は全然イメージが湧きません。とりあえずホームセンターをぶらついて、なんかいいものがあったら買い込むか、とブラブラ出かけます。
〇ムサシをうろつくこと1時間。あーでもないこーでもないとパーツを手に取りながら考え買った商品がこちらです。
(本体と下敷きの金具4本)
〇これは従来と一緒です。
(リアマウントの材料)
〇適当に買いました。M8の1.25で口径とピッチを全て合わせています。
〇この仕様の売りはマウントの基盤が「アルミのパンチング板」だということです。M8径の穴が無数にあいてますので加工がしやすく、至る所にボルトを突きさせます。軽量頑丈で耐久性もあります。雨水も真下にスルーしますので乾きやすいんじゃないでしょうか。ネックは板の四隅の鋭い角や側面部ですね。このまんまだと「切り傷製造機」になります。1,000円ちょっととお値段も許容範囲です。
〇一応材料を書きますので、SRを旅仕様にしたい方は参考にしてください。ただしうまくいくか分かりませんので、完成までお待ちいただいた方が無難と思います。頭の中では出来てます。
〇「ああ、なんとなく分かった。たぶん俺作れちゃう。」という方は制作いただき、完成した車体や構造図を是非私にお教えください。
(本体)
・ホムセン箱は600シリーズで底平型 1つ
・アンダープレートは35CMでM12口径2穴とM4穴数か所(M8穴ならベストです) 4枚
(リアマウント)
・アルミパンチング板(30CM×45CM)M8穴仕様 1枚
・2倍筋交受け(M8穴用) 4つ
・ステンレスワッシャーM8 18枚
・ステンレス6角ボルトM8×4CM 10本
・ステンレス6角ボルトM8×2CM 10本
・蝶ネジ貫通タイプM8 10個
・6角ナットユニクロM8 10個
・アルミプレートM8用 3CM×20CM 4つ
〇ホムセン箱本体とアンダープレートで3,000円、リアマウント材料一式でなんと5,600円、合計8,600円の大出費です。TRの時の倍かかりました。ちなみにリアキャリアも小さいくせに倍しました。「お前金かかりすぎだ。」とSRに声をかけます。
〇もしかしたら普通に市販のパニアケース買った方が安かったか?と一瞬思いましたがその考えは打ち消すことにしました。
(仮組みしてみました)
〇ダサさ漂うリア周り。なんかプレスカブみたいです。
〇現場合わせで適当に組んでいく予定です。ちゃんとできるか心配ですが、SRのホムセン仕様を作っていきたいと思います。