メタボルマン

メタボが行く!北海道ツーリング2015(1日目)

○今年は休みを利用し北海道に行ってみました。北海道は別名「バイク天国」といわれています。昔自転車でまわった時はいくら漕いでも漕いでも風景が変わらず、「いつかはバイクで」と思っていました。あれから25年の歳月が流れました。
○フェリー埠頭から苫小牧へ。たくさんのライダーが船積みを待っていますが・・・フェリー積み込みは初めてで、まわりのライダーに教えてもらい手続きします。前後のライダーとは「どこいくの?」とか「いいバイクだね」とか暇つぶしをはじめます。
○いよいよ出航。一泊で苫小牧港です。船の中はみんな暇なのですぐにまた別のお友達を作ることができます。ライダーはみな気さくで気ままな人が多いので情報を得やすく、ここで行先を皆さんが勧める「道東」に決定しました(かなり適当な旅です)。
○今回気づいたことは、ライダーの方々はほとんど先輩方です。私はヤングです。若い方はあまりいません。こんなに楽しい遊び方余りないのに、もったいないですね。しかも「今年で○回目ですよ」なんて方が多く、強者揃いという感じです。なんかどこででもやってけそうなタイプが多いです。
○AM10:00、苫小牧について装備を確認し、とりあえず東に向かいます。野宿なので気楽です。
○どこまでもまっすぐな道。ほとんど貸切状態の道路。いやでも鼻歌が出ます。バイザーを開け「ヤッホー」とか叫んでしまう解放感。何度も来る人の気持ちがわかります。バイク乗ってて本当に良かったと思えます。5~6曲歌ってると
サラブレッド街道
(サラブレッド街道。競馬馬の故郷です)
オグリキャップ
(こんなのもいます)
○気持ちよく走っているうちにだんだん寒くなってきました。ホームセンターで防寒具を買います(7月です)。セイコーマートで温泉情報誌を買います。20℃いかない涼しさ、というか寒さ。休憩所でライダーと会うのですが、ハーレーに隼、ニンジャにトライアンフと大型バイクがほとんどですね。しかもヘルメットを脱げば白髪の大先輩たちがすごく多いです(年喰っても格好いい人たちが多いですね。見た目同様に心も若い)。
襟裳岬
(襟裳は夏も・・・・何もありません。風が強く寒いところです)
○襟裳岬のお土産屋さんでキャンプ場を聞きます。閉店間際なのにすごく親切です。お礼にお土産を買うと「夜のつまみに」とイカをいただきました。
○百人浜キャンプ場に野営。夜はご同宿のキャンパーと炊事場で飲み食いします。フリーターでカブにリヤカーをつけて世界を走る人、自転車で北海道を一周中の女子大生などと話をしていると心が洗われます。自分の住んでる世界の小ささと自分の心の小ささを感じます。やっぱり変わってないね、北海道!道も風景もいいけど、この出会いが一番楽しいですね。ちなみに装備グッズの自慢大会は相変わらずのお決まりのようで、ガソリンバーナーは既に「ビンテージ」らしく、「年季入ってますね、それ。しぶいっすよ」なんていわれました。私にとってはガスより信用できるし安いし、最悪バイクのタンクから燃料とれるし(ガス欠時は逆もまた然り)、いい道具だと思うのですが。


人気ブログランキング

スポンサーサイト



メタボが行く!北海道ツーリング(2日目)

○キャンプをともにしたライダーさんから、いい民宿があるから泊まらないかと誘われました。場所は霧多布岬だそうです。そこで地図で見るとそこそこ距離があります。しかもあちらは大型です。とてもついていけないので「もし気が向いたら」と答え、途中まで同道します。温泉の近くで別れます。場所は晩成温泉。
ゼファーとTR
(最初はZ2かと思ったゼファー750。キマッテます。)
○晩成温泉は湯が茶色い温泉でほとんど人がいません。すごく昭和昭和した温泉であったまります。ついついサウナも入りまったり時間を過ごしてしまいました。すると年代物のXJに乗った京都のライダーが登場。何でも新婚旅行で昔々ここへ来たことがあるとの話。十勝スピードウエイでレースの仕事があるけれど、時間を割いて思い出のこの地へ来たとのことです。夜通し小樽から走ってきたとのことで、本当に北海道に来る人ってつくづくタフだと思います。そしていくつになってもいい顔の人が多いですね。
黄金道路
(黄金道路。絶景ルートです)
厚岸
(休憩しては)
厚岸2
(また絶景)
○絶景というのは最初は「おぉおお!」ですが、贅沢な話、飽きてきます。最初こそバイクを止めシャッターを切りまくりますがだんだん素通りします。でもその中を走るという行為自体は爽快そのものです。ジャガイモ畑を抜け牛を眺めてチンタラ走り、PM12:30釧路に到着。痛くなったお尻を押さえながら子供にリクエストされたお土産「熊が鮭くわえてる木彫り」を探しますがどこにもありません。と、そこへ近所の商店主が近づいてきたので、お互いにタバコをふかし世間話をしているうちにブツのありかを聞き取れました。なんでも阿寒湖近辺に売ってるとのこと。そしてその方の知り合いが土産屋をやってるから連絡しててやる、とのことでした。阿寒湖に行かなきゃ、と完全に人任せの旅です。
霧多布
(やっぱり泊まることにした霧多布です)
○「まさか来るとは思わなかった」とにこやかなゼファーさん。夜は同宿の客らと地元ネタの握りと日高昆布の煮付けで酒盛りとなりました。「知り合いですか」「はい」「どんな知り合い?」「昨日キャンプ場が一緒だったんです。」こんな会話が成り立つ北海道はほんとに素敵です。そしたら宿主も「俺もライダーだった。走ってて気持ち良かったからすみついちゃった。で、この商売やってる」ってすごい話でした。「そういう人、結構いますよ。」・・・いやいや脱帽です。


人気ブログランキング

メタボが行く!北海道ツーリング(3日目)

○ゼファーさんとAM8:00にゆっくりめの出発。太平洋シーサイドラインを一路根室に向かいます。かなり気を使ってくれた様子でゆっくり走ってくれました。しかし登りになるとこちらはアクセル全開で前かがみ。あちらは風景をきょろきょろ眺める余裕があります。大型が欲しいと心から思いました。またゼファーさんのサングラスがかっこ良かったので、こちらも真似してゴーグルサングラスをつけて走ってみました。すると・・・なんということでしょう!「バカンスを楽しむ大人」の気分を味わえるではないですか!(風はモロ受けしますけど)
○AM9:30、根室半島の付け根でお別れタイムです。野付半島に行こう、国後を見ようと誘われたのですが、こちらは翌日の夕方には乗船しなければなりません。「いい旅を!」とお互い爽やかに別れます。
○せっかくなので阿寒湖に行く間に、観光地巡りをしました。
摩周湖
(摩周湖のコバルトブルー。霧も出ませんでした。)
屈斜路湖
(ふりむけば山裾の向こうにセルリアンブルーの屈斜路湖です)
○ここにつくまでのパイロット国道はとても気持ちのいい道です。直線が多く、交通量もありません。
○山道を走り、2時間かけて阿寒湖へ。湖は飽きたのでまっすぐお土産屋にいきました。
○釧路の商店主に紹介されたお土産屋さんはわざわざ私のために店を開けていてくれました。「あの人のお友達?」と聞かれ「道端でタバコをふかしてしゃべった仲です」と答えたら大笑いされました。「あの人は洋食屋さんなのよ。食べてこなかったの?」なんて熊の手彫りを見せながら話をします。ここで念願の「鮭をくわえたクマ」をゲット。面倒なのでここで全てのお土産を買いこみ宅急便で発送。かなり買いましたがその分かなりまけてくれました。お礼を言ったところ「なんなら私の紹介といってあそこにいきなさいよ。」と指をさされた喫茶店で食事タイム。紹介の力はすごいもので、巨大なカツカレーが出てきました。常連客も「ずいぶんとサービスするね。俺のは小さいのに。」と苦笑い。わらしべ長者気分に浸りながらますます出っ張ったお腹をさすりPM17:00足寄に到着。「チー様グッズ」を見ながら地元の女性ライダーに紹介された本別キャンプ場に野営します。全く人任せの旅ですが、これもオツなものです。隣のテントの住人で福島から登山に来たキャンパーさんと話をしているうちに眠くなりました。とっとと羊肉など焼いて食事をすませ爆睡です。


人気ブログランキング

メタボが行く!北海道ツーリング2015(4日目 最終日)

○さすがに疲れてきた4日目。今日で北海道ともお別れです。本別キャンプ場なんてもうこないだろうな、最後に一回りしちゃえ、と園内をぐるりと散歩。すると義経と弁慶の像が(とても手作り感が強く、あたたかい雰囲気の像です)。園内の案内板を見ると、山の名前は「静山」。判官びいきとはよく言ったもので義経北行伝説がここにもある、といった感じです。
○バイクのエンジンをかけると少しガタガタ震えます。昨日からカラカラと少しくぐもった音もします。近くにいたベテランライダーに症状を話すと、「それ空冷単発でしょ?アクセル全開は3分位に抑えたほうがいいね。たまにアクセル戻さないとエンジンが焼け付くよ。俺も昔1台お釈迦にしたから。」と怖い回答が。
○占冠から日高を越えて苫小牧に向かいます。富良野は時間的に無理だ、ラベンダー見たかったと思ったら、ライダーから「この辺にもありますよ。」
無名のラベンダー畑
(見れました!)
○最後に1か所と思い「アイヌ文化会館」へ。観光客相手の建物でしたが、ここはお土産屋さんが気さくです。コーヒーをごちそうになり、木彫りをする旦那さんと土産物を売る奥さんと、近所のお友達とのお茶飲み話にはまってしまいました。
アイヌの家の復元
(日本版アルベロベッロか。素敵な屋根です。)
○すっかり20分ほど「山形から来た人ならこの辺にも住んでるよ。」「木彫りはほとんど内地から来た人ががつくってるよ」などなどクッキーをほおばり談笑しているうちに「やばい、時間でした!」と我に返ります。フェリーに間に合うか?旦那さんに高規格道路の入口を教えてもらい出発。「たのむよ、もってくれよぉ!」と愛車を励ましながらの激走。ようやく苫小牧へ到着した時、ついついタンクを撫でてしまいました。
海と島と馬
(霧の中、海とそこに浮かぶ島をバックに馬の親子が草を食む)
○すばらしい風景とそこに住む人、そしてそこを旅する人の心に触れる旅でした。北海道には「また行きたい」と思わせる魅力があります。


人気ブログランキング

出羽国府を捜せ!ツーリング NO.1

○仕事は多忙を極めますが、ある意味相当のトラバーユをしないと、精神的にやられます。ということで、ブログを再開します。

○「現実逃避するぞ!」と決めたのが金曜日の夜10:30。宿泊ポイントを使いまくり、かなり激安に宿をゲットしたのが10:45。準備を終えたのが11:15。いつもの如くせわしく出発です。

○天気にも恵まれた土曜日。ただ行くのもなんなので、お題は以前当ブログにものせた「出羽国府ってどこ?」捜しに決定。地元の郷土歴史研究者に聞いたところ、「邪馬台国並み。全然特定できない。」とのこと。いろんな人が勝手に持論を唱えているそうです。じゃあ俺の「ライダー視点論」もありということで「まずは実査。百聞は一見に如かず。」でバイクに跨ります。

○とはいっても当てずっぽうでは×。今回は平安時代に作られた「東山道」と江戸時代に整備された「羽州街道」を頼りに北上します。「東山道」は道筋がほとんど分かりませんが、駅の跡地が分かるものもあり、とりあえず行ってみました。

○まずは東山道の出羽の入口は最上駅(もがみ:山形市)。ここに国府はない。それは歴史上明記してあるそうです。「蝦夷の反乱が続き恐いので、国司が最上まで国府を南下させようと提案したら朝廷に断わられた」記載があるそうです。そこで次の駅があった村山駅(東根市)まで羽州街道伝いにチンタラ旧道を北上しました。なんもない。そこでさらに北上、次の駅、野後駅(のじり:大石田町)へ。なんもない。「それじゃあ」と次の駅、避翼駅(さるばね:舟形町猿羽根)にいったら

猿羽根峠
(人生こんなもんです)

○しょうがないので街道はあきらめ、峠の頂上へ向かうと

国境
(江戸時代の藩境。「この北」という上の部分が折れちゃってます)

猿羽根一里塚
(羽州街道一里塚跡)

羽州街道猿羽根峠
(羽州街道猿羽根峠。ほとんど廃道です、というか獣道です。江戸期は芭蕉も歩きました。)

○ここも国府じゃないですね。なお、最上郡の老人や昔人は「猿羽根から南の人間は信用出来ない。」という人がいるそうです。ここが昔っから郡境だったようです。


人気ブログランキング