メタボルマン

喜多方市

〇山形、宮城両県をほぼ歩きつくした私は、いよいよ福島県に手を伸ばします。

〇福島県は東北地方最南部に位置します。温暖で観光資源に恵まれます。また、日本第3位の面積を持つ大きな県です。今まで歩いた山形県が9,323㎦、宮城県が7,286㎦に対し、福島県は13,783㎦。全市町村散歩はとても無理です。そこでバイクの機動性を生かし、主要都市と面白そうな観光地をピックアップして巡ることにします。

〇記念すべき第1回目は喜多方市。山形市より南西に90KM。北の会津地方の入口の街です。目的は「ラーメンと蔵を見る」です。

〇山形市からはR13で米沢市、R121に乗り換えて大峠から県境を越えて入るのが最短です。

〇昨日は「しだれ桜」祭りで市内は渋滞。観光客が入り、人ごみの中を桜ロードを歩きます。日中線というJRの廃線跡を3KM歩きます。

喜多方市 臨時駐車場
(臨時駐車場の裏にバイクを停めたら)

〇この頃マイブームの「YAMAP」を立ち上げ、スタートです。

喜多方の枝垂れ桜通り
(こんな感じの廃線跡)

枝垂れ桜の下を通る
(もこもこです)

〇人の背丈までおちてきてます。

喜多方の枝垂れ桜

喜多方の枝垂れ桜下から
(春ですねー)

〇3KM行ったら、今度は隣の通りをスタート地点に向かって戻って行きます。蔵通りを見ます。

〇蔵はいうほど大したことはないです。宮城県の村田町の方が風情があるかもです。もちろん川越市なんかと比べてはいけません。なんとなく多いかな、くらいの感じ。

〇それよりも喜多方は

喜多方の街中
(入り組んだ小路がとてもレトロでいいです)

〇車も通れない細い辻に小さな個人商店がポツポツ続く光景が、とてもいい感じです。古い街です。

〇肝心のラーメン屋なんですが、120軒もあるのにどこも並んでます。「喜多方ラーメン」は醤油が主流でモチモチ麺。私は個人的に「坂内食堂」とか「まこと」が好きなんですが、どこで食べてもうまいです。で、この頃知名度アップのせいか、どこも混んでて入れません。結局いつものごとくスーパーでたこ焼きとおにぎりを頬張り昼食終了。あっ、コーラもつけていつもより少しリッチでした。平日ならラーメン屋に入れるかもしれません。

〇散歩距離8.0KM、2時間18分、高低差46M。消費カロリー650キロカロリー。いい散歩でした。


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相馬市

〇喜多方市を出発したのが3:30。かなり遅めです。少し焦りながら「80KMくらいでつくか?」と予想してたんですが・・・倍近くかかりました。

〇福島県は会津地方と中通り地方(福島市とか郡山市、4号線沿いですね)の間に磐梯山があり、猪苗代湖があります。この迂回に時間がかかります。さらに、今回は史上最悪のアクシデント発生です!

スロットルホルダー

〇上の写真はワイヤーのステー。で、今回はなんと、左のプラスネジが抜けてステーが外れてフルスロットルからワイヤーが戻らなくなったのね。全開走行状態。ブレーキかけてもエンジンが爆音鳴らしたまま止まらない!キルスイッチで強制停止しました。

〇夕暮れの山道のど真ん中。車載工具を積んでなかったんで次の道の駅まで20KM、山道を走ります。死ぬかと思いました。オートマチック全開車です。ギアを落とせば高回転連続走行でエンジンが焼き切れます。トップに入れっぱなしでマシンを操りますが、下りはほとんどハングオン状態。鳴きまくるブレーキと全身を使ったマシンのホールドで冷や汗の連続の末、道の駅の駐輪所にキルスイッチで停車。他のライダーさんからプラスドライバーを借りてようやく修復です。プラスドライバー1本ないために命がけのライディング。車載工具は必ずつけて走らなきゃ、と教訓を得ました。

〇エンジン冷やして20分。ボコつきながらも復活です。その後、焦りから道に迷い続け、真っ暗な夜道をひたすら進み

相馬市のドラッグストア
(午後8時、相馬市到着です)

〇5時間もかかるのか?福島でかい!というか・・・地図は真っ暗で読めませんでした。懐中電灯も必携ですね。山道で標識もなく、勘を頼りに着きました。

〇日曜日、ホテルを早めに出た私は、相馬市散歩をはじめます。生きてるって実感、素敵です。さすがに昨日はあまり寝てません。バイクも普通通り動いてホッとしました。

相馬中村神社
(相馬神社の駐車場にバイクをとめてお散歩開始です)

駒駒
(狛犬ならぬコマコマです)

〇馬の神社なら願い事は1つです。「どうか私の鉄の馬が無病息災でありますように。」

中村城の池
(中村城の池。相馬氏の居城跡です)

〇説明書によると、相馬氏は平将門の子孫で6万石の小大名ながらも強力な騎馬隊を有し、伊達氏もこれを下すことが出来なかった、ということです。政宗は浜通りを相馬氏に阻まれたため、中通りと会津に侵攻し、これを奪った、ということなんだと思います。なお、ここは江戸期の居城で、戦国期は小高城が居城だそうで、その前は関東にいた、と書いてありました。なお、相馬野馬追祭りは、平将門が関東を手中にした時催した馬事だそうで、平安以来の坂東武者の儀式が今に残っているものなんだそうです。すごいことです。

相馬の街並み

〇ところどころにクランクが残るのは城下町の証。街並みは小さいですがきれいです。

相馬の飲み屋
(相馬といえばホッキ貝ですね)

相馬市北堀

〇米沢城が対最上氏の城であったのと同様に、この城は対伊達氏の城の造りになっています。

〇市街地を散歩したあとは松川浦にバイクで移動です。

松川浦の砂洲
(細長い砂洲です)

新松川浦大橋
(新松川浦大橋)

〇エメラルドグリーンの水面。公園で寝転がります。いい街です、相馬。ちょっと遠いけど。帰りはR113使って120KMくらいで山形へ戻れました。この道は風流です。

R113 七ヶ宿湖
(七ヶ宿湖)

七ヶ宿 草鞋
(山中七ヶ宿旧道の道祖神)

七ヶ宿のかやぶき
(旧道の匂いがする茅葺と)

オーバーヒート 七ヶ宿のTR
(オーバーヒートしたTR)

〇春本番。灼熱のエンジンからカチカチ音を奏でるTRをなでながら「あと20分したら出るから機嫌直せよ。」と声をかけ煙草に火をつけます。もう長旅は無理な車体のようです。だいぶガタがきてましたが、今回のフルスロットルがとどめを刺したようです。

〇私はこのグラスホッパー君が大好き。会うライダーさんのマシンはみな高性能。簡単にこんなルート走破するんでしょう。でもTRは軽いし、メンテは簡単だし、ダートにぬかるみ、どこでも走れます。絶対性能は劣りますが、汎用性が高いバイクです。SRにツーリングの主役を移すつもりですが、今後とも乗り続けたいですね。私はこのザクみたいなバイクが大好きです。体になじんでるから。手足のように使えるから。近場乗りに使うつもりです。

〇相馬市、いいところです。今度は家族で行って海産物食べたいです。


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裏磐梯 五色沼

〇休暇をもらったものの、この日のみ晴れの予報。福島県お散歩に入ります。

〇山形市から南に約100KM。裏磐梯は五色沼を目指します。山形市からは米沢まではR13、そこから県道2号で檜原湖、R459でゴールが最短です。約2時間で着きます。途中の県道2号線は「西吾妻スカイバレー」と呼ばれ、つづら折れのカーブと標高1,404Mの白布峠を越えるバイクにはうってつけの景勝路になってます。もちろん無料です。

白布越え
(白布の山々。道路わきはまだ雪が残ってます)

東鉢山七曲り
(峠越えした福島側。檜原湖と磐梯山が見えます)

〇今日のTR君は白布越え用にガソリン噴射を濃いめに設定しました。おかげでいつものオーバーヒートもなく快適に走れました。燃費は悪くなりましたが、ノントラブルというのは本当にありがたいものです。「ガソリンガバガバ飲んじゃっていい?サンキュー!」とグラスホッパー君もご機嫌です。

裏磐梯ビジターセンター
(裏磐梯ビジターセンターに停めます)

〇散策路地図が100円。この辺はさすがに福島観光地。無料で地図を山積みする山形とは違います。思わず「えっ?」とか言ってしまいました。これは必要なかったですね。案内板が親切で道も迷わないルートです。

〇湖沼地帯を抜け、反対側の桧原湖畔まで3.5KM。往復7KM、2時間のお散歩でした。

毘沙門沼
(毘沙門沼。バックの磐梯山の火口跡が迫力あります)

〇檜原湖や秋元湖、そしてここ。全て磐梯山の噴火が作った地形です。明治の大噴火で川がせき止められ湖沼となりました。井上靖の短編小説を読んでから歩くとより充実します。噴火時の人々の様子や心境がリアルに描かれています。

〇大小の沼を見ながら散策。足場もよく人もちらほらいて普通に歩けます。

毘沙門沼の錦鯉
(巨大化した錦鯉)

毘沙門沼2
(こんもりした島)

弁天沼
(弁天沼。一番きれいな沼でした)

柳沼
(まもなくゴール。柳沼です)

裏磐梯高原駅
(裏磐梯高原駅に到着)

〇ここがゴールです。あとは折り返して帰ります。仕事のTELさえ入らなければ最高の散歩でした。沼以上にブルーになるような電話の内容。しかし・・・サラリーマンっていうのはしがない商売。片時も携帯手放せないし、1時間もほったらかしにしておこうもんなら「おい、すぐに折り返せ!でなきゃ明日から休暇返上しろ!」なんて・・・世知辛すぎるね、ニッポン。まもなく50でも現役一線バリバリやってます・・・っていうか、若者や女性は少し厳しいとすぐ辞めちゃうんで、中年のオッサンが激戦地でバカスカ戦ってるような会社です。ボケ防止にはすごくいいんですが、白髪が増えてどうにもならない今日この頃です。ビタミン剤と体力作りは欠かせません。

〇福島県散歩してまだ数日ですが、ここはいいコースです。きれいなところです。

〇参考データを下につけます。時間や予算の目安にどうぞ。山形市~五色沼間になります。

●メタボメモ:散歩時間 2時間11分 距離7.1KM 消費カロリー613KM 高低差95M ハイキング装備 熊鈴はつけた方が良
        バイク(250TR)走行距離195KM 所要時間は往復約4時間 使用ガソリン6.09リットル 平均燃費32.0KM
        昼食(米沢ラーメン)含み旅費総計1,495円


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ママチャリで猪苗代湖一周

〇福島散歩再開です。猪苗代湖から今帰ってきました。

〇今回の相棒はグラスホッパー3号機ことママチャリ。6段変速付きです。親機のレガシィに横積みさせました。

上戸浜駐車場
(猪苗代町の上戸浜駐車場。無料です。猪苗代湖北東に位置します。)

〇サイクリング専用道路はなく、車道を走りますが、たまに自転車、歩行者用の通路があります。交通量は北側と東側が案外多いんですが、南西から南東にかけての区間は少ないです。道が細いのでバイクはそれなりに、車はほとんどこない、という感じです。

上戸浜から猪苗代湖

〇今回は道に迷いたくないので、猪苗代湖を反時計回りに回ります。いつも左に猪苗代湖が見えるように走れば道に迷わない、という寸法です。まんまるな湖ならではの走り方です。

〇国道49号線を走り、観光客が集まる北側の施設を抜けて、いよいよ本番。

県道376号入口
(険しい南岸への入口です)

〇猪苗代湖はカルデラ湖。ということは噴火口なので、周りに外輪山があります。それが南に固まってるのでアップダウンが激しく
なるわけです。

猪苗代湖西岸
(西岸もきれいですね)

〇いよいよ峠です。

一の峠 猪苗代湖
(手押ししました)

〇荒い息とともになんとか通過すると

2の峠 猪苗代湖
(第2の峠が立ちふさがります)

〇「ダー!」「ギャー!」「もう十分だ!」「どこまでのぼんの?」叫びながらの舗装林道の峠越え。ピークを終えていったん下り、またダラダラ上りが続くといった峠で私はこの峠を「おやじころがし峠」と名付けました。

〇ようやく湖岸におります。湖水浴の車がワンサカとまっています。今日は暑いからなあ。2.5リットル水分補給して、家帰って体重計のったら体重変わってませんでした。熱中症に注意です。

4の峠 猪苗代湖
(本日4つ目の小峠からの猪苗代湖。絶景です)

まもなく駐車場 猪苗代湖
(まもなく駐車場です)

〇所要時間4時間49分。走行距離56.4Kmで猪苗代湖は一周できます。消費カロリー1,888KCAL。アップダウンが大きく累計標高上り下りはおおよそ1,100Mになります。ママチャリではきついです。ロードレーサーがいいかもです。林道を走らなくてもいいのであれば国道で迂回できるコースも作れます。体力に合わせたサイクリングが可能です。

〇なお、レンタサイクルなどあまりない地区のようです。自前持ち込み前提となります。

〇炎天下で走る物好きはほんの数名でしたが、秋口などは結構チャリダーが来るようです。景色はいいし、チャポチャポいってる波の音にも癒されて、自転車周りにおすすめです。


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郡山市

〇朝5:30、ほとんど寝てない私ですが、福島県郡山市に出かけました。

〇「体に危険な高温」の中、バイクで行きました。ちなみに、1泊2日でしたが、すれ違ったバイクは20台ほど。私もそうなんですが、まさに「命知らずのお馬鹿さん」たちです。

〇山形市から南に約150KM。福島県で最も大きな街だと思います。

〇知り合いがいるのでナビを頼みたかったんですが、あいにく仕事。1人で歩きます。

〇福島市を過ぎたあたりから猛烈な暑さに見舞われます。35℃を超える猛暑でバイクに乗るとどうなるか、というと、まず足元からエンジン熱がムワー、走れば前から熱風がムワー、信号待ちで全身がムワー、背中はいつもサウナ状態で1時間も乗れません。

〇福島から5回の休憩を繰り返し、やっと郡山へ。

郡山市のプール
(50Mの長水路温水プール)

〇素晴らしいプールです。泳ぎたくなりましたが、本日は貸し切り。なんてこった。

〇開成山公園なる広場で木陰に入りますが汗がとまりません。眠い・・・やばくないか?と思った時知り合いからTELが入ります。
「郡山にいまーす!」「は?」「どっか観光地を、観光地を!あと涼しいところを~!」・・・すると電話口から無情な答えが

〇「郡山に観光地なんてないですよ。」「うそ!」「ほんとに・・・なんもないです。買い物でもしてください。」

〇暑さと虚しさに耐えられずに早めに宿をとります。温泉施設と一緒の安宿。これが良かったです。

格安 郡山の宿
(12畳ほどの部屋に 朝の2時まで温泉OK サウナもありました)

昭和の宿 郡山
(昭和ナイズされた食堂)

〇チキンカツ定食を食べます。なんとも昭和。ものすごく懐かしい味がしました。落ち着きます。ここいい!

〇後で知ったことなんですが、郡山市は明治10年、何もなかったこの地に明治政府の「殖産興業」政策が入り、失業士族と東北開墾のため、たくさんの開拓者が入って「安積疎水」を作り、急展開に開けた街です。よって郡山市は新しい街のため歴史産物も見るものもなにもない、ということのようです。でも、安くていいお宿もあり、街も大きく、ベースキャンプにいいと思います。


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