メタボルマン

定義如来

○お隣の宮城県に定義如来(じょうぎにょらい)というのがあります。人から「合格祈願に効く」と聞いたので子供を連れて行ってみました。

○天童市からひたすら仙台方面へ車を走らせること50KM、+国道から山へ入り10KMほど走ると着きます。結構な山の中です。で、そこに着くと

定義如来入口
(いきなり豆腐屋の看板が・・・)

○豆腐が名物とは珍しいと思いながら定義様にお参りをします。

定義様の門
(山門前。駐車場からすぐです。一昔前のお土産が並び、いい意味で味があるお土産屋さんです)

○六角形の珍しいお堂です。ここは平家の落ち武者で平貞能(たいらのさだよし)の墓があったところにお堂を建てた、と説明に書いてあります。昭和の作りですが、なかなかのお堂です。この落ち武者は「名前が貞能のまんまではバレるんじゃないか、源氏に狩られるんじゃないか」という心配から同じ訓読みの当て字で「定義」と改名し、のちに音読みで「じょうぎ」となったそうです。本尊はこの人が平重盛(平清盛の子。唯一清盛に諫言出来た跡取り息子で、この重盛の若すぎた死が平家の滅亡を決定づけたと言われていますね)を通じて持ってたという阿弥陀如来の宝軸です。寺のあちこちに描かれた家紋は「丸に蝶」の平家紋。この家紋、きれいですね。確かにかなりの山奥で、こんなところに人里があるとは、昔の人が見つけるのはなかなか難しいような場所です。しかし、山奥の集落を見つけるとすぐに「これは・・・きっと平家の落人村だ!」になるのが日本の面白いところなんですが、真偽のほどは別として、この手の話はロマンがあって好きです。ここに地元の若者と美人な平家のお姫様の悲恋の物語なんか+αでセットされると「またまたー」とか思いながらもますます気持ちが入っちゃうから素敵です。ちなみにそういう「背びれ尾びれのホラ話」はこの定義地区にはないようなので、案外本当に平氏の一門が落ちてきた場所なのかもしれません。

○ピカピカの平成に落成した新本堂が近くにあり、ダブルでお参りしてからお守りを買いました。これで仏様が味方につきました。

○また五重塔もありました。細身のいい塔です。

定義如来五重塔
(なかなか重厚で一見昭和の建造物には見えません。真後ろにこんもりした低山が借景であればなおGOODでした。)

○最後は名物らしい「三角油揚げ」を食べて締めます。豆腐屋の油揚げが名物だったんですね。1個120円でその場で醤油をかけて食べます。そこそこボリュームもあります。値段は「油揚げが120円?」と高い気がしますが、食べると結構うまいです。お土産用に5個入り550円を買ってしまいました。ちなみに油揚げ屋さんのご自宅と思わしき豪邸が店の隣にあり、思わず「とうふ御殿かよ!」とつぶやいてしまいました。いいなあ、豆腐で一財産かぁ。

○しかし、こんな山奥に大きな寺院があり、しかもそこでみんなで油揚げをパクついているんですから面白いもんです。

○山道はアップダウンもそこそこあり、バイクで来てもいいコースですね。


人気ブログランキング

スポンサーサイト



松島町

○「自分ばかり旅行に行って!家族サービスは?」の一喝で、久々にもらった休暇のど真ん中を家族サービスで松島に出かけます。

○松島はご存知の通り、大変メジャーな観光地。でも今回は、子供の受験合格を願い、パワーストーン作りに行きます。

○とりあえず、松島についたら、ぶらぶら土産物など買います。

松島1
(いつものごとくきれいです)

○とりあえず、福浦島に渡ります。この島に行くと運がよくなるそうです。

松島2
(赤い橋は通行料200円で渡れます)

○島に行くと、散歩コースがあります。1KMくらいかそこらで一周できます。そこから結構いい眺めが見れます。

松島3
(こんなのとか)

松島4
(こんなのとか)

松島5
(松島だから松と島を一緒に撮らねば)

○絶景も飽きた頃にいよいよ本命。場所は瑞巌寺の隣の寺。瑞巌寺は拝観料が高いだけ高くて、たいしたことない、というのが家族共通の意見で見ないことにしています。

パワーストーン道場
(数珠道場だ!)

パワーストーン数珠作り
(自分で玉を選んで作ります)

○数珠形式なので、親玉1つと二天玉2つです。親玉との間隔も決まってます。結構ちゃんと作れます。最後に仏さまの前で、線香あげて右に三回回して念を入れておしまい。オリジナルなお守り石の出来上がりです。「受験に勝つため親玉は虎目石だ!」とか子供も一生懸命考えて作ったようです。なお、お遊び感覚でプラスティックやガラス玉コースもあり、見た目は天然石以上にきれいに、とてもお安く作れます。

常光寺庭園
(禅寺らしい枯山水庭園。この寺、重文だそうです)

○このお寺にある三慧殿。支倉常長が作ったと言われるものですが、面白可笑しく説明するガイドさんがいました。常長みたいな恰好で説明してます。前日に生誕地を偶然訪れ、翌日は晩年の支倉常長の遺構を偶然に見る、これはまさに「まだまだいろいろ見聞してこい!」という常長さんの熱い激励と受け取りました。早速また旅行に行ってきます。


人気ブログランキング

村田町(思いッきり負傷)

○山形県は今日も一部雪。ここは宮城県をお散歩か、とトンネルを越え村田町に行きました。

○村田町は山形市から東に50KM、宮城県中部の町です。高速道路のジャンクションがあり、山形自動車道の起点になっています。

○まずは道の駅に駐車します。

道の駅 村田

○町の歴史資料館があります。それによると・・・この街は大沼さんという大金持ちがいたようです。紅花商人として富を築いたようです。

○さて、村田城に登ります。伊達政宗の子供が城主だったようです。

村田城跡
(山城です。そこそこ大きな頂上部)

○さてここから街をみるつもりでしたがアクシデント発生!山の階段を降り際、湿った草で滑りやすかったため、足元を踏みしめて降りたんですが、一部草の下が空洞(クレパス状態ですね)があり、右足を挟み込んでしまいました。かかとからつま先にかけて鋭角にとがった地面を踏み抜き足首をひねり、受け身をとって背中から倒れようとしましたが、背中を丸太の階段で強打する危険があり、それが出来ません。そこでひねりこんで前のめりに倒れようとしたんですが、ポケットにカメラがありそれも出来ず、右足をロックされたまま斜め前方に倒れたところ、足首から「パキパキボキ!」っといやな音が。「やったな、こりゃ」と激痛が走る中焦りました。

○靴を脱いで足に触ります。感覚はある。痛みが走ります。足を動かしてみます。稼働します。アキレス腱を少し伸ばしてみます。「ぱちん」という音はしません。すぐに下山して本日の散歩は終了。下り道は激痛が走る右足をかばい約1KM歩き、さらに50KM、涙が出るような痛みに耐えて車を飛ばし、山形市に帰ります。

○すぐに病院直行、レントゲン室送りです。幸いにも骨、アキレス腱とも損傷なし。不幸中の幸いでした。

○雪解けの時期は路面が滑りやすいためいろんな道がこけやすくなってます。また枯草の下が地面と思いきや空洞になってる場所も多々あり。宮城と思って甘く見てました。長靴を履かず、底がツルツルしはじめたトレッキングシューズで行きました。また、リュックが壊れたため、今回は横ポッケも背中のクッションもない、小さなデザインリュックを背負ってました。さらにここしばらく散歩をしていないなまった体に準備運動なしで歩きました。

○今回はいい教訓でした。今までは、毎日筋トレと定期的な散歩をしてました。さらに必ず軽い準備運動をしてから歩いてました。シューズはグリップのいいものを、リュックは安いですが、ちゃんとカメラやペットボトルが小分けされて、背負ったままでもすぐ取り出せる機能的でまともなものを装備してました。

○体を鍛えていなければ咄嗟に体が動きません。まともなトレッキングシューズでなければ滑ります。さらにデザインリュックは荷物が入らず、手持ち道具が増え、いざという時受け身が取れません。クッションも入ってないので背中のガードも果たしません。装備は少し金をかけてでもある程度のものをつけないと、体がその代償を払うことを教えてもらいました。いやーしばらくはズキズキ響くんでしょうね。足首の強烈な捻挫ははじめてですが、結構きますね。

○しばらく安静が必要な体になってしまいました。治ったら筋トレ再開して、シューズとリュックは買い直しです。


人気ブログランキング

村田町 再び

○山形県内お散歩も全て終わり、隣県宮城県のお散歩をはじめようと思い立った私。記念すべき第1回は村田町に決定です。

○今年2月に、村田町お散歩中に足を折ったため、どうしてもリベンジしたくお散歩です。

○折った理由がすごいんです。実は村田城に登りました。で、雪が半分入ってて滑りやすかったんです。しばらく登っていくと、東屋発見。で、そこに若いカップルがいたんです。彼氏が立ってて彼女が足元にしゃがんでる。怪我でもしたのかと思いきや・・・「おいおい!昼間っからこんなとこで何やってんの!」

○焦った私は道をかえ、階段の横の斜面を音もなく降り、ばれないようにソーっと抜けようとしたところで足を取られてそしてバキッ!

○そんな思い出の地です。若いっていいことですが、場所考えようね。おかげでおじさん、骨折しました。

○10か月ぶりに降り立った村田町。山形市から東に50KM。東北道のジャンクションがあり、知ってる人も多いと思います。

村田町駐車場
(無料駐車場。街中に2つあります。トイレもあって親切です)

村田の酒屋
(蔵屋敷が続きます)

村田の蔵通り
(風流です)

○歴史が全然分からないので、パンフをもらったり、町の方に聞いたりしました。そしたらこんな内容でした。

○村田町は室町時代に栃木県から落ち延びてきた小山さんという人が館を築いて村田氏を名乗り、城下町を作ったのが町造りのはじまり、だそうです。小山さんが今の小山市から来たかどうかは知りません。江戸時代は伊達政宗の七男が村田城に入城したようです。

○江戸時代、この地に紅花商人がいて、現在のお金にして年間30億円くらい売った、と聞きました。11人の商人がいたそうです。

○紅花、といえば山形が大量生産地。でも連作するため品質はイマイチ。村田産の方が品質は上だったそうです。山形の紅花商人ともタッグを組み、北前船を使って上方で紅花を販売したようです。

○高価な紅花も、売上の5割は税金、4割は輸送費、残った1割も商人が手元に入れるため、農民はほとんど取り分がなかったそうです。

○このほか、たくさんの紅花や陶器市のお話を教えてもらいました。毎年3日間、大きな陶器市が開かれる街でもあります。今年は75の陶芸家が出店販売したそうですが、3日とも雨で客の入りは今一つだったそうです。

村田町の土地
(間口が狭く、奥行きが極端に長い村田町の土地割。古い街であることが分かります)

○昔は間口の長さで固定資産税を決めてました。奥行きが「これでもかっ!」っていうくらいに長いです。蔵独特の配置や生活スタイルもあるんでしょうが、古い街の典型、ともいうべき土地割です。

○観光案内所の方、街に詳しい方、結構いて皆さんの教えを乞うこと1時間。歴史を知って蔵通りを散歩すると楽しさ倍増です。

白鳥神社の巨木
(これすごい巨木ですね。鉢巻しめた人の顔、みたいな樹面です)

奥州の蛇藤
(奥州の蛇藤)

○白鳥神社。かつてここに蝦夷討伐の陣を敷いた日本武尊(やまとたけるのみこと)を景行天皇が祭ったそうです。また「蛇藤」は源為義、義家親子が前九年の役でここで大敗、あわや討ち取られる、という寸前に蛇に姿を変え親子の命を救ったといわれる藤の巨木、だそうです。非常に古い神社ですね。町まずれに静かに建っていました。

○宮城県お散歩、楽しいですね。気温も山形より5℃は確実に高い。地元の方は寒いといいますが、山形人にすれば「日向ぼっこ日和」みたいな気温です。冬なのに天気もいいし、雪がなくていいです。

○訛りで「山形から来たの?」とすぐにバレる、そしてそれが分かると警戒心なくなんでも教えてもらえる、そんなところに、宮城県の散歩の面白さがあります。続けてみたいと思います。


人気ブログランキング

仙台市

○今日は仙台市をお散歩です。山形市から60KM、東北地方最大の都市です。「杜の都」とか「リトル東京」とか呼ばれています。

○私もかつて住んでいた街です。この街のいいところは、とにかく街がきれいで、人が明るいところですね。東北人には珍しいことなんですが、仙台人は快活で明るい人が多いため、街に暗さがありません。笑顔で街行く人が多いです。一方で身なりはかなり地味です。モノトーンやアースカラーを好んで身に着け、山形以上に「おしゃれ」という言葉からは縁遠い「野暮ったい人」が多い街でもあります。でも、そのおかげで、リュック担いで散歩スタイルで歩いても浮かないのはいいところです。

○今回は妻と子供も散歩に行きたいと珍しくいうので、車を地下鉄富沢駅近くの駐車場に置いて、仙台まで地下鉄で移動します。仙台市の渋滞路を走らなくてもいい裏技で、結構山形人が使う手だと思います。

仙台駅
(まずは仙台駅を起点に歩きます)

○アーケード通りは週末だけありダダ混みです。

アーケード街
(東北各地からお上りさんがここに集まります)

○ずっとアーケード街を歩くとそのうち切れます。

アーケードじゃない道
(ちょっと寂しくなります)

○さらにまっすぐ行きます。

青葉城
(青葉城です。はじめて登りました)

政宗像
(政宗です。仙台駅から4KMくらいだと思います)

青葉城から
(政宗が見ている方向に仙台の街が広がります)

政宗と仙台市
(今日も仙台を見守っています)

○このブログの「米沢市」にも書いたのですが、伊達政宗は故郷の米沢や拠点の会津を失った後、一時失意のどん底にいましたが、「なにくそ魂」で心機一転、何もなかったこの場所に仙台を作り上げました。その執念、すごいものがあります。やはり独眼竜です。今のサラリーマンに例えれば、若くしてスーパーエリート、でもやりすぎて降格、それでもめげずに晩年に復活、役員になったような人です。

○像の下では現代版政宗が「ずんだ餅!」とか「萩の月!」とか言いながら観光PR。市民も政宗びいきの様子です。

○街に戻ると

クリスマス犬
(クリスマス犬がいたり)

○大道芸人がいたりで、私もおひねりなど渡しながらしばし楽しみました。

アーケード仙台3
(日も暮れてきました)

光のペイジェント
(今年ももうすぐ終わりですね)

光のペイジェント2
(定禅寺通りのペイジェント。12月末まで見れます)

○妻も子供も大喜び。山形市と隣接する一番近くて身近な街、仙台。東京に行くお金がない時でも仙台ならぶらつけます。この街を歩くと少しだけ日常から解放される自分がいます。いい街です。


人気ブログランキング