袖崎駅からさくらんぼ東根駅まで歩く
〇年末。飲み会。体重増。12月です。今のうち落とすものは落として備えます。
〇今日は久々の曇り。雪も降らない穏やかな日です。気温もマイナス3度と温暖で、お散歩にはうってつけです。
(村山市のJR袖崎駅です)
〇無人駅でトイレなしです。午前11時に到着し、早速旧道を歩きます。
(スタートです。とりあえず天童駅を目指します)
〇羽州街道沿いに南下します。
(土生田から本飯田へ続く羽州街道)
〇道路中央のポツポツは消雪用水が出る穴。地下水をくみ上げるため鉄分が噴出し、道路が赤茶色になります。かつての旧国道13号線の名残です。道幅がやたら細くても路線バスが通る道があります。それも旧国道か昔の主要街道です。
〇村山市袖崎から同市楯岡までつづくこの羽州街道は本当にいい味出してます。続く軒も道沿いの民家も、旧道沿いの独特の雰囲気を放ち、私はしばしそのたたずまいに呼吸を合わせます。
(現国道13号線との合流点です)
(現国道13号線。歩きやすいけど味気ないです)
〇旧道は雪がよくはかれていないため歩きづらいです。でも新道は風流さがありません。散歩には不向きですね。
〇1時間で「尾上の松」に到着です。
(かつての羽州街道の松並木です。ちなみに右の雄松は樹齢600年です)
〇しばし休憩し、さらに南下します。右に見える葉山は絶景ですが左に見える低山も
(いい山です。雪が解けたら登りたいです)
(切通しを抜け、楯岡に入ります)
〇羽州街道57宿の1つが楯岡です。山形の1つ北の宿駅になります。「居合斬り」の発祥の地でもあります。ちなみに居合斬りは、初心者は「腕で斬る」、上級者は「腰で斬る」、達人は「心で斬る」そうです。深い世界のようです。抜いた瞬間に相手を斬る居合は時代劇の座頭市を連想します。近づくものを瞬時にスパスパ。徳利もろうそくも提灯も真っ二つに斬っちゃう。最後は宙に舞った銭まで斬ってました。今でも道場と「林崎居合神社」があり、剣の道を行く人々が参拝するようです。
(東根市六田の交差点付近。この通り雪が邪魔で車とすれ違い注意です)
〇これ以上降ると散歩するのはちょっと危ないですね。
(さくらんぼ東根駅。今日はここで断念です)
〇意外と遠い天童市。ここまでで15Km。夕暮れ近く本日はここまででした。体重は・・・変わりませんでした。
〇「がんばれ!天童駅までつけよ!」と食堂でみかんもらったり、麩屋さんでお茶ごちそうになったり、みなさんありがとうございました。着けませんでした。またリトライします。今度はさくらんぼ東根駅から天童駅まで歩く予定です。
〇一度歩いたことのある散歩コースですが、やっぱりここはおすすめですね。ただし交通量が多く、除雪不良な旧道です。車に注意して「譲り合い精神」で歩くといいです。吹雪く日は要注意。車道を歩くとちょっと危ないかもしれません。
〇ちなみにこの区間、駅は3駅、時間にして15分で電車はついちゃいます。すごいね、JR。歩くと4時間ちょっとかかりました。
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