メタボルマン

銀山温泉

○銀山温泉に行って来ました。かなり久々です。
銀山温泉 昼

○同じ場所で夜です。銀山温泉 夜
○滝がきれいです。銀山坑洞への道は冬季通行止のようです。
銀山 滝

○昔NHKで放送していた連続テレビ小説「おしん」。おしんの母が女中をやってたのがこの銀山温泉です。泊まった旅館の朝飯も大根メシでした。今風のおいしいやつで、おしんが食ってたあの悲惨なやつではありません。安い湯治宿で鄙びた雰囲気だったこの温泉街も、今はすっかりきれいになりました。観光客が多いです。
銀山温泉 夜景

○冬ですね。夜は冷え込みます。この時期ここに泊まるのは、よっぽどの数奇者です。
銀山 足湯
(夜の足湯。外が寒くて誰も浸かれません)


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真室川町

○秋田との県境にある極貧の農村。かつては炭田、油田、鉱山開発、木材搬出と資源の宝庫で、戦前から戦後にかけて栄えました。今では当時の栄華を偲ぶものはほとんどありません。急激な過疎化が進み、「斜陽」という言葉がハマリすぎますが、住む人の心は温かく、昭和40年くらいから時間が止まったような町です。「時は流れない。それは積み重なる。」なんて昔お酒のコピーがありましたが、まさにそれです。半端な田舎ではなく、生粋の田舎ゆえ、逆にカッコいい感じがします。

真室川駅
(カラスが泣き叫ぶ駅前。人の気配があまりありません。クマ出没注意の町内放送が流れます)

○今年の夏祭りの花火大会のキャンドル「つなぐ」。閉鎖的な内輪の付き合いから抜け出して、他の地域と一生懸命つながって、少しでも景気が良くなれば、そんな思いで作ったキャンドルなんでしょうね。きっとできます!がんばれ真室川!
つなぐ
(ここには失われた日本の風景があります)


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田麦俣

○今日は久々に朝から晴れました。ザワセン(左沢線)にのって、終点の左沢駅で降ります。

左沢駅
(左沢駅から日本一公園(楯山城跡)を望む)

○雪の量は通常の年に比べれば少ない方ですが、ここ数日は降りましたね。ザワセン、とってもいい感じです。久々に乗りましたが、この雰囲気はまさにローカルそのもの。2両編成のテクトロ感に、ほのぼのとしたぬくもりを感じます。

○ここから庄内地方の田麦俣へ。多層民家で有名な豪雪地帯ですが・・・今年雪が少ないそうです。

月山(晴れ間)
(この時期には珍しく月山が見えます。かなりラッキー!)

○これはシャッターチャンスだったんですが時間もなく、やっと30分後抜け出して密かに月山を撮りに外へ。

月山
(はい、すぐに隠れましたね。さっさと撮っときゃ良かった。)

○たった数分でも天気がいきなり変わるのが東北の冬。来年は月山に登りたいですね。 「雲の峰 いくつ崩れて つきのやま」の芭蕉の句で有名な出羽三山の主峰です。正面(内陸地方)から見るとまん丸い感じで、まさに「月の山」ですが、お尻側(庄内地方)から見ると結構険しく見えたりするから不思議です。


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朝日町 

○おつきあいで朝日町にある自然観のワインの集いに参加しました。朝日町ワインをシコタマ飲んでイタリアンを食べ、部屋で二日酔いにうなされた翌朝

あさひ自然観
(1泊朝食付で4,500円。お風呂もほとんど貸切でした。)

○窓を開けると・・・

自然観スキー場
(スキー場です。なんか少し急な斜面ですが、酔い覚ましにやってみますか!1日券1,650円と宿泊客は格安です)

○ちょうどスキー道具が車にあり、そのままゲレンデへスキーを担いで歩いていきます。酒気帯運転回避にも役立ちました。

自然観スキー場1
(山頂まで行くと、林間コースが滑れます)

○雪は溶け気味で、思いっきりカーブしたところ、今年のハツゴケです。その後2回こけ、計4km程滑ったところで筋肉痛。

自然観スキー場2
(ほとんど貸切状態のスキー場。緩急斜面があり楽しく滑れます。すっかり気分も爽快です。)

○麓におりて、名物のリンゴの生絞りジュースおいしくいただきます。なんでもリンゴの年間出荷額は30億円、袋をかけずに日光のもとリンゴを育てる「無袋フジ」は当町が発祥の地とか。特に和合地区のリンゴは有名で、ブランド品ですよね。結構高いですよね。でも香りが強くて甘くてパリパリしておいしいです。家でも去年は和合のリンゴを箱買いしました。ネームバリューか本当にそうなのか、他のリンゴとはちがうような気がします。

COFFEE 蔵
(旧商店街にある喫茶店。500円オムライスおいしかったです)

○旧商店街を歩いてみる。知らない人にも挨拶してくれる町民のみなさん。ほのぼのしてます。また今回も町の人の情報で土産など買ったりうまいものを食べたりと、人任せな旅でした。ジモティーが一番良く知ってますし、皆さん親切に教えてくれます。

宮宿市街
(ワイン羊羹とか売ってる店あります。朝日町の特産品はワインとリンゴとダチョウ。ダチョウは食べてないので分かりませんが、ワインもリンゴも最高です)


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大江町

○大江町は中世には大江氏8万石の城下町でした。中心地の左沢(あてらざわ)は左沢線の終着駅です。

左沢駅
(終着駅にワンマン電車1両。打ち切り線路の止め石が最果て感を誘います)

○さっそく「大江錦」なる寒河江市の酒蔵とのPB日本酒を買いこみます。いつもの如く地元住民の紹介で昼飯へ。

食堂 あしたば
(ちょっと「一見さん」では入りにくい感じ。いたって普通のラーメンです。値段は良心的です)

○さて景観地区を見ましたが、正直イマイチです。あまりピンと来ませんでした。

景観地区
景観地区2

○景観地区よりもまむちみの場合は

旧道最上橋
(最上川にかかる旧道の橋であったり)

カルテックス看板
(カルテックスのティンサインや)

左沢商店街
(人1人歩いていない大きな商店街に)

左沢商店街その2
(往時の繁栄を想像したりしました)

○最後は城山である日本一公園に登り

日本一公園
(蛇行する最上川と「水郷」左沢を眼下に)

左沢楯山城
(三山にまたがる難攻不落の要塞、左沢楯山城をながめながら)

大江氏の強大さとその城郭規模に圧倒されます(本ブログの最上三十三観音の「長岡」でも記事を掲載しています)。この町は鎌倉御家人で源頼朝の懐刀と言われた大江広元の子孫の本拠地。大江氏の分家を名乗った家では中国地方の毛利家が有名です。毛利家が名門大江氏に憧れ自称したのか、本当に分家だったのかは分かりませんが、本家は戦国時代に山形の最上氏に滅ぼされます。毛利家は中国地方の覇者となります。「おぼっちゃん育ち」の本家がつぶれ、「苦労続き」の分家が栄える話はよくあることですね。

○近世になりこの地は庄内の酒井家の飛び地となります。最上の要という重要性もなくなりました。まむちみは、これがこの町が発展するきっかけになったのだと思います。大江、最上統治下同様の重要拠点扱いであれば、人の出入りも厳重に制限されたはずです。その縛りがなくなりました。さらに、庄内の酒井氏は徳川家の重臣の子孫であるにすぎません。よって大江氏のような鎌倉御家人の出でも、最上氏のような羽州探題の家柄でもありませんから外に見栄を張る必要がなく、気も使いません。名門意識がなければ気位はおのずと庶民的で、へんな背伸びも必要なく伸びやかな殿様であったでしょうし、そのおかげで、江戸から戦前にかけて左沢は自由に最上川水運の水郷として発展したのではないか、これがまむちみ的左沢発展論です。ちなみに庄内地方ではこの酒井家がいまでも鶴岡を中心に「酒井公」と親しまれています。また「本間様には及びもないが せめて成りたや殿様に」という句がはやったそうで、「酒田の大商人の本間様のようには逆立ちしたってなれないけれど、せめて酒井の殿様くらいにはなりたいもんだ」という句で、いかに庶民的で近づきやすい殿様か、という一つの現れかと考えます。

○今左沢は再び静かな町になっています。今後どうなるか、は分かりません。でもこれだけは言えることですが、先人達は最上川を使って貿易を行うという生きる道を見つけた、ということです。京、大阪へ特産品が上り、下りの便には上方の珍品とともに先進文化も入り、町は殷賑を極めたことでしょう。今後生き残るために何を使うのか、この町ならではの何か、それが必要だと思います。この町に限らず、県内のどの市町村もそうですね。ご先祖たちがどうやって生きてきたか、それはただただ今を生きたり守るだけではなかったはずで、きっと「マジでそれやんの?」とか「それって勝負だねぇ」ってことをやってきたんじゃないか、それで今があるんじゃないか、人気のない商店街を歩きながらそんなことを考えました。

ラフランス
(名産のラ・フランス。規格外なんでしょうがこれだけ入って380円。お安いお土産でした)


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